こんにちは、今年の夏も暑いですね。 作業員もダンプ待ちしてる間は暑そうです。
ここで外仕事で気を付けなければいけない事。 熱中症対策について記事にしていきます。
熱中症とは何か
熱中症は・・・
・体温を平熱に保つために汗をかき、体内の水分や塩分(ナトリウムなど)の減少や血液の流れが滞 るなどして、体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされたりすることにより発症する障害の総称 です。高温環境下に長期間いたとき、あるいはいた後の体調不良はすべて熱中症の可能性があり ます。 ・死に至る可能性のある病態です。 ・予防法を知って、それを実践することで、防ぐことができます。 ・応急処置を知っていれば、重症化を回避し後遺症を軽減できます。
暑い時には、自律神経を介して末梢血管が拡張します。そのため皮膚に多くの血液が分布し、外気への放熱により 体温低下を図ることができます。 また汗をたくさんかけば、「汗の蒸発」に伴って熱が奪われる(気化熱)ことから体温の低下に役立ちます。汗は体 にある水分を原料にして皮膚の表面に分泌されます。このメカニズムも自律神経の働きによります。 このように私たちの体内で本来必要な重要臓器への血流が皮膚表面へ移動し、また大量に汗をかくことで体から 水分や塩分(ナトリウムなど)が失われるなどの脱水状態に対して、体が適切に対処できなければ、筋肉のこむら返り や失神(いわゆる脳貧血:脳への血流が一時的に滞る現象)を起こします。そして、熱の産生と熱の放散とのバランス が崩れてしまえば、体温が急激に上昇します。このような状態が熱中症です
末梢血管(まっしょうけっかん)とはどこ?
末梢血管と言えば、頭の先から内臓や足の先まで全身に存在すると思います。 末梢血管では頸部、腹部、上肢、下肢の動脈・静脈疾患全般を扱っていますので、頭の中、胸の中を除くほぼ全ての血管系を扱う分野になります。
難しいことは良いから、対策教えて!
①【大事】睡眠をとり、自律神経を養う。
なんで睡眠大事なの?:起きてる時に働く交感神経は身体のアクセルで、身体に緊張を促すものです。 交感神経が優位になり続けるということは、この緊張状態がずっと続いてしまうことになります。
例えば、心がずっと緊張していたら、不安やイライラがずっと続きます。 身体の一部が緊張していたら、その部分が疲れたり、痛くなったり、動きが鈍くなります。 緊張しているので、なかなか疲れが抜けなくなるといったことも起きます。
なので、寝て交感神経を休ませ、副交感神経を呼び出しリラックスさせる必要があります。
②【盲点】寒いところから暑いとこに出るとだるくなる。
例えば車のクーラー効いた状態から降りてもわっとすることありますよね? その状況で気温が6度差あると倦怠感が生まれます。 これが難しく言いませんが熱中症につながりやすかったりします。
対策:お仕事の前に準備体操する。一杯の水分補給をとる。気温差をなるべくしない。
③【用意】飲み物、塩分をとる。
対策:できれば冷たい水筒、お店で飲み物のペットボトル。 場所によって近くに補給できる場所がない場合は事前に対策を!!
グループで活動する場合は、互いに休憩のタイミングを設け、水分補給を促すことで、熱中症のリスクを軽減できます。
④【呼掛】辛くなりそうなら周りに言う。
熱中症の症状の把握: 熱中症になる可能性がある人々の症状を理解し、注意を払うことが大切です。めまい、吐き気、頭痛、ひどい汗などが見られた場合は早めに対応しましょう。
必要に応じたサポート: 年配者や体調の優れない方、特にリスクの高い人々に対して、手助けやサポートを提供することが大切です。
緊急時の対応: 熱中症が疑われる場合や異変があった場合は、早急に救急車を呼び、適切な処置を行うよう周囲と連携しましょう。
まとめ
これらの対策を実践することで、熱中症の予防に役立ちます。特に高齢者、体調の優れない方は特に注意し、周囲の人々とお互いに気を配りながら安全に過ごすよう心掛けましょう。