令和7年 ソリトン・コム㈱ 安全大会
- アクテス
- 4月7日
- 読了時間: 4分
本日15時より、ソリトン・コム㈱主催の安全大会が開催されました。

安全大会は、野田竜也会長のご挨拶から始まりました。
主な内容としては、「この安全大会を通して、皆様に気づきや感性を磨いていただきたい。また、危険な場面での声掛けなどにも役立ててほしい」とのメッセージが込められていました。
後半では、ミャンマーで発生した地震に対し、日本で働くミャンマー出身の社員への支援についての発表もありました。
安全大会のご挨拶の最後には、協力会社および社員の表彰が行われ、会長のご挨拶は締めくくられました。

続いて、交通安全講話が行われ、JAF札幌支部 事業課の高橋純様より講話が始まりました。
昨年の講話も非常にためになったことから、今年も楽しみにしていました。
講話の内容は、「危険運転を防ぐにはどうすれば良いか」というテーマに基づき、今年も非常に参考になるお話をいただきました。
危険運転にはさまざまな種類がありますが、特に多いのは以下の2点だそうです。
酒気帯び運転
あおり運転
その他(速度超過、信号無視など)
また、毎年4月から6月にかけて死傷事故が増える傾向にあり、その多くが登下校中の事故(全体の約4割)とのこと。
時間帯としては、朝6時から8時の間が特に多いそうです。
では、危険運転はどのようにして起きるのか。
講話ではそのメカニズムについても触れられました。
配布された資料によると、「大丈夫だろう」「気分が良いから」などの油断や錯覚が運転の判断を鈍らせることがあるようです。
たとえば、飲酒運転をしてしまう理由としては、
目的地が近いから
飲んだ量が少ないから
自信があったから
いつも走っている道だから
といった自己判断によるものが多く見られるようです。
講話では、映像も交えて、体内にどれほどアルコールが残り、運転にどんな影響を及ぼすのかを示されました。
飲酒後に運転シミュレーターを操作すると、ハンドルミスが増加し、視野が狭まり、視線は直線方向に集中しやすくなり、左右の確認が不十分になるそうです。
二日酔いの状態でも、普段とは違う影響が現れることがわかりました。
視界や感覚が変わることで、事故が起きやすくなると高橋様は説明されていました。
どうすれば防げるのか。「お酒は、ルールを決めて飲むことが大事なのかもしれません」とのお話もありました。
この講話を聞いて、私自身も新入社員に向けて自己紹介の一言に、
「〇〇と申します。お酒はビール2杯までなら飲めます。3杯飲んだら翌日は使い物になりません。」
くらい言ってみようかと思いました。
最近入社したインド人の方が、専門学校で自己紹介をするということで、

「毎日カレーを食べているわけではありませんが、辛さの中に旨味があるように、私もそんな人間になりたいと思っています。」
といった自己紹介をしてほしいな、と思ったのですが、うまく伝わらず、半分も理解してもらえませんでした。
少し話が逸れましたが、飲酒運転は特に40代~50代の方に多く見られ、お店で飲んだ後にそのまま運転してしまうケースが多いそうです。
「お酒のルールを自分で決めて飲む」ことが難しいと感じるかもしれませんが、飲酒に限らず、危険運転のリスクは常に潜んでいます。
たとえば最近の事故では、不正改造された4WD車からタイヤが脱落し、4歳の女の子に直撃。女児は意識不明の重体…
という痛ましい事故も発生しています。
また、直近の飲酒事故の事例として、
2025年4月6日、札幌・豊平警察署は、酒気帯び運転の疑いで32歳の自称会社員の男性を逮捕しました。
男性は、札幌市豊平区中の島1条4丁目付近で酒気を帯びた状態で運転していた疑いが持たれています。目撃者から「青信号になっても発進しない不審な車がある」と通報があり、警察が現場に駆けつけたところ、当該車両を発見。
呼気検査の結果、基準値の2倍以上のアルコールが検出されました。
男性は、
「おとといの午前2時から3時に酒を飲んだので飲酒運転ではない」
「なぜアルコールが出たのかわからない」
と容疑を否認しているそうです。
このように、飲酒運転の言い訳には、
目的地が近い
飲んだ量が少ない
自信があった
いつもの道だった
に加え、
「おとといの午前2時に飲んだからもう関係ない」
といった新たな理由も見られるようです。
話を戻しますが、その後は閉会の挨拶を㈱アクテスの社長であり、ソリトン・コム㈱のCOO・畑中淳二氏による熱いお言葉で閉会の挨拶をもって無事終了しました。

その後、17時より懇親会が開催されました。
また時間が空いたら書きたいと思ってます。