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警備業の冬に向けての安全資料




今年の冬が早めにやってくるとのニュースもある中、


この先の事故は死亡事故に繋がる可能性があります。


なのでこの記事でサクッと復習しておきましょう。



警備業における年齢別労働災害状況(北海道労働局)

令和元年(60件)

60代以上28件 50代…13件 40代…5件 30代…8件 20代以下…8件 令和2年(91件)

60代以上40件 50代…13件 40代…19件 30代…13件 20代以下…6件 令和3年(81件)

60代以上33件 50代…21件 40代…9件 30代…14件 20代以下…4件 令和4年(73件)

60代以上...34件 50代…10件 40代…4件 30代…6件 20代以下…1件 令和5年(81件)

60代以上...29件 50代…28件 40代…12件 30代…9件 20代以下…3件 令和6年9月(57件)

60代以上...25件 50代…14件 40代…7件 30代…5件 20代以下…6件



雪道での転倒で多くの方が救急搬送されており、その半数以上が高齢の方です。


少しの注意で転倒事故は防げますので、転ばないコツは調べておくといいでしょう。



除雪雪作業における事故事例と札幌市の取組について

・札幌市の除雪事業概要と交通誘導員の役割について


主な除雪作業→車道除雪、歩道除雪

※一晩に全線出動した場合

除雪機械1,000台、従事者3,000人 費用1億5,000万円


ここで交通誘導員が担う主な業務が以下、


・拡幅除雪作業時の一般車両、歩行者の誘導。

・歩道除雪車の誘導。

・運搬排雪、パートナー排雪時のダンプトラック及び除雪車の誘導。

・雪堆積場出入口や場内でのダンプトラックの誘導。

(寒さ対策で今年おすすめの商品はこちら

になります。



ここからは過去に起きた事件を振り返ります。




重大事故事例(平成13年度)

事故内容:小形ロータリーで拡幅除雪の作業中、路上駐車の車両を避けるため、オーガを作動させたまま移動していたところ、誘導員が足を滑らせて転倒し、オーガに手首を巻き込まれる事故が発生した。


損害:誘導員の右手首切断


重大事故事例(平成25年度)

事故内容:小形ロータリーで歩道除雪作業中、ロータリー車のシュートに雪が詰まったため作業を停止した。詰まりを解消するため、運転手が操作によりシュート部分を倒したり立てたりしたが、雪詰まりが解消されなかった。伴走車に搭載しているスコップを持ってくるように連絡し、誘導員には近づかないよう指示した。雪詰まりにより、オーガ、ブロアー(回転翼)の回転は一時的に止まったが、誘導員が接近し、その際、足を滑らせバランスを崩しブロアーに手を着いた衝撃で止まっていたブロアーが回転し、右手を切断する事故が発生した。(エンジンを停止していなかった)


損害:誘導員の右手首切断


他の東区で起きたグレーダーの事件などは後日、載せようと思ってます。


アクテスでは12月には実際1月から排雪誘導を行なう前に排雪講習を現地、座学で教えています。みんなの安全意識が高いので、嬉しい限りである。

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