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4 誘導棒による車両誘導合図の方法【Ⅱ】
⑴ 幅寄せの合図
① 体を対向してくる車両に対し、左足を一歩後方に引いて身体をやや半身状態にする
(右足を一歩前に出すことも OK)
② 警備員から見て左に寄せる場合は、右手に持った誘導棒を、頭上やや右前方に上げ
車両を注視しながら右から左へ頭上から肩の高さに向かって振る
⑵ 徐行の合図
① 体を対向してくる車両の進行方向に平行にする
② 車両を注視し誘導棒を上下させながら振り、手の甲を上に体と平行にし、誘導棒を
肩の高さに水平にする
③ 誘導棒を手首のスナップによって、上下に振る
⑶ 後進の合図
① 体を後進させる車両の進行方向に平行にする
② 車両前側の手に誘導棒を持つ
③ 進行方向の安全を確認した後、誘導棒を持っていない腕を肩の高さにし、手の平を
正面に向け、進行方向を示す
④ 車両を注視して誘導棒を持っている腕を肩の高さからおおむね顔の位置まで、肘か
ら先を曲げて上方に大きく半円を描くように振りながら車両との距離を保ち誘導する
⑤ 移動するときは、転倒には十分に注意する
⑥ 誘導位置の基本は、運転席側で運転手がサイドミラーで視認でき、かつ、警備員
自身が車両の後方も確認できる位置に立つ
⑦ 後進誘導を開始する前に事前に運転手と打ち合わせをする
⑧ 後進誘導の際は、前後左右の他に路面の凹凸の有無や上部も確認する
(建物の庇、樹木の枝などの有無も注意する)
誘導棒による停止の合図 誘導棒による進行の合図
例:停止を求める車両に体を正対させる 例:体を車両の進行方向に平行にする
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