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15 交差点等での交通誘導警備業務
⑴ 交差点やその付近では、道路工事の有無にかかわらず、最も多く交通事故が発生する
場所であり、道路状況や歩道の有無、車両や歩行者の通行量、通学路の指定等、事前に
警備箇所周辺の環境を把握することから始まる
⑵ 交差点内に工事をしている箇所があるような場合は、工事車両や重機による死角が単路
の場合よりも多くなるため、より緻密な警備員同士の連携が必要となる
⑶ 交差点内で車両が停止することがないよう、進行してくる車両側のみならず交差点通過
後の前方進路まで警戒し、混雑していて交差点内に停止する可能性がある場合には交差
点の手前にて停止させる
⑷ 工事車両が退場する際には、事前に運転者と退場する方向や時期の打合せを行い、確実
に周囲の安全確認をしたうえで誘導する
⑸ 交差点付近等においては、歩行者用信号機が点滅すると慌てて渡ろうとする者、横断
歩道以外の場所から車道を横断しようとする者、後方確認をせずに急に右左折をする
自転車、車両通過時の風圧による資機材の転倒・飛来など、多くの危険要因があるため
広角に警戒が必要となる
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